夫婦のあり方、色々考えました〜ツレがうつになりまして
こんばんは。
宮崎あおいさんの妊娠の報道を知り(おめでとうございます!!(o^^o) )
何か映画が観たくなり、観ました。
映画全体を通して思ったこと
全体的にすごくあったかい映画で。
妻のハルさんのツレに対する優しさや、一緒に生きるための(そのために逆に頑張らない、という)強い決意が伝わってきて。
鬱になった辛さも伝わってきました。
主人がこの病気になった時、私はどう対応できるだろうか?
二人が結婚同窓会に出席するシーンで、こうあれるだろうか?と色々考えました。
結婚とは、病める時も健やかなる時も、死が二人を分かつまで、共に歩む、と言う事。
どんな時も乗り越えなきゃな。と思う。
夫婦はこうでありたい。
最後、日記のあたりから涙が止まりませんでした。強い信頼関係があるからこそ、日記をハルさんに渡したのだろうなと。。。
ちょっとひねくれてる?こんなことも思いました
一方で、この映画は、人気の俳優さんか主演で、見苦しくも無く、切羽詰まっていても、やはり美しい二人、時にたまらなくなる生活感とか、ドロドロした葛藤のようなもの、そんな色々な「生きる」という事を、そう息苦しくは描いてないように感じました。
(でもそうやって、あまりに鬱の大変さに焦点を当てると、この原作の漫画の良さが無くなってしまうよね、だからこのくらいで良いのか)
鬱ってすごくすごく大変だと思う。
鬱になった人はもちろん、周りの人も、色々な気持ちで、感情が揺さぶられ、一緒に不安定の波にさらわれてしまう危険性があると思うのです。
きっと原作者のハルさんと、ツレさんにも描ききれてない色々なことがあったでしょうね。
そして、この夫婦は、外に出て働かなくても食べていける道があり、まだ、良かった。。。
自分がこの状況になったら、と考えた
家族が鬱になった時、特に、一家の大黒柱の夫が精神的な疾患を抱えた時。
妻はどう対応するか?
強く、優しく、安定した心で夫を支えることがはたしてできるのか?
自分が一家の大黒柱となり、家族を支えていけるのか?
出来ないかもしれない、などと思う。
でもチャレンジはしたい。
心が白旗あげるまで、ボロボロになるまで、やっぱり、一緒に生きる道を探して頑張りたい。
そうしたらいつか、前とは違う価値観や形であっても、何か明るい道が見えるかもしれない。
ハルさんを自分に置き換え(図々しい表現、ごめんなさい)なんか、そんな事を真面目に考えました。
色々なことを考えさせられる映画だったと思います。