永い言い訳
こんにちは。
最近、ずっと観たいと思っていた映画、「永い言い訳」をやっと観ました。
タイトルからさっするに、きっと、はっきりしない男を軸に、はっきりした終わりなくズルズルとなんとなく終わる話なんじゃないか、と勝手に思ってましたが、意外にもハッピーエンドで、人々の前向きな姿勢を示して終わるエンディングでした。
家族におこった不運を乗り越えて、前向きに生きる。良くも悪くも今の自分で生きていく。
そんな終わり方で、それが何だか意外で、力強くもあり、そして良かった。
人々の弱さや脆さや、ズルさ、けれど優しさを描いていて、とてもあたたかい作品でした。
きちんと割り出せない人の色々を描いてた。
そして、やっぱり、モッくんは美しくて、時にダメな人間だとしても、やはり品がありました。
「おくりびと」の本木さんを思い出しました。
西川監督の作品は、「ゆれる」を観ましたが、これもすごく突き刺さる映画でした。
この作品も胸に残った。
私は好きな映画でした。